2009年7月13日 (月)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・⑱おわり)
黄金崎クリスタルパークへ戻ってきました
賀茂風鈴が涼しげな音を立てています
時間が少ないので中へは入らないが
お土産屋さんでガラス細工を見ました
帰り道はいつもの国道136ではなく
明るいうちに西天城高原線を目指す
宇久須の村から宇久須川に沿って
どんどん上り川の起点を越える
やがて広々とした西天城牧場
ここではバイクの人たちも休憩
汗に濡れたシャツに高原の風
肌寒いほどの気持ちよさです
やがて高原線の起点仁科峠
仁科峠展望台まで0.4km
風が吹きすぎる高原には
木は育たず熊笹だけが生い茂る
風が吹き抜け生き物の姿が見えず
でも熊笹の端の小さな水たまりに
オタマジャクシがいっぱいいました
梅雨時を期し命の歌を歌っています

牧場の周囲には柵がめぐらされ
でもこの柵は牛が逃げないためでなく
鹿に牧草を食べられないため
鹿柵だそうです
そう言えば高原の道で
雉がトコトコ歩いていました
標識も鹿やウサギそして狸の絵で
動物注意を喚起していました
・
いずれの日か西天城高原を
私も歩いてみたいと思いました
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2009年7月12日 (日)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・⑰)
平羽根トンネルから平野トンネルと続き
この新田子トンネルにいたり
大田子トンネルと続いて行きます
国道から別れたわき道へ入る
短いトンネルながら
向こう側がすぐ壁になっている
不気味な感じの「安良里隧道」が
入るものを拒むようにありました
そのあと小谷トンネルそして
浜川トンネルと渡り国道を行く
クリスタルパークまで戻り黄金崎へ
途中この黄金崎隧道をぬけて
黄金崎へ到着しました
夕陽が当たれば黄金に輝く
この岸壁は三島由紀夫の
「獣の戯れ」に登場して
その景観を印象付けている
確かに岩の姿と言い
そこに息づいている松の根も
太古の昔より約束された
時の流れを感じさせます
伊豆の海岸は多くのロマンと
イマジネーションの萌芽を秘め
今なお新鮮な驚きを醸し出す
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2009年7月11日 (土)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・⑯)
三四郎島はすっかり陸続きになりました
大きな堂ヶ島温泉ホテルがより大きく
眼前に迫ってきます
もう平気でみんな島へ渡れます
のんびりしすぎて時間を使いすぎた
急いでホテルの上の国道へ出る
上から見るとトンボロ現象が
くっきりと見えました
帰り道は来た時に通らなかった道
国道を一気に戻ることにする
まずは浮島トンネルですが
100m足らずの短さ
あれれ、懐かしい光景です
あの河津桜を見た帰りに
観光バスが寄ったお店です
さんまのまる干し機も健在です
次は平羽根トンネルです
こちらも100mに満たない長さ
このあたりも国道は山の中腹を走り
小さいトンネルがいくつもあります
平野トンネルも小さなトンネルです
こうなったらとことんトンネルに
付きあって行きましょう
果たしていくつのトンネルがあるかな
11111
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2009年7月10日 (金)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・⑮)
もう少し潮が引くまで
そこにしゃがんで待つことにする
実は43年前この海岸で
ヤドカリたちと遊んだことがある
この水の中に無数のヤドカリたちが
昔同様生きているのを確認して
とてもうれしくなりました
一気に青春時代がよみがえる
靴が濡れるのもいとわず
三四郎島に渡りました
この岩山のその岩壁で写真を撮った
青春の一シーンが胸をくすぐる
高島をぐるりと回ってみる
中ノ島が目前に見える
岩伝いに歩いて行けそうですが
まだ完全に潮が引き切っていません
三四郎島から黄金崎方面を見る
素晴らしい景観です
この島に来てみなければ
この景色は味わえません
目を右に転じて松崎方面を見る
島影の向こうに遊覧船の船着き場
その向こうにはこれから歩く予定の
松崎そして雲見が見えます
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2009年7月 9日 (木)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・⑭)
潮が引くまで浜辺に戻り
ゆっくりおにぎりでも食べよう
波打ち際では一か所で座り込み
シッタカでも取っているのでしょうか
お弁当を広げている私の周りに
たくさんのフナムシが行ったり来たり
大きいのや小さいのがいっぱいだ
フナムシは幼少時代からの友達
観光客のご夫婦に潮加減を聞かれ
30分待てば渡れるよと言ったけど
先の方へ見に行って戻ってきて
そのまま帰ってしまいました
子供連れの若い夫婦二組
やっぱり貝探しに夢中です
シッタカを見つけては子供に渡し
御父さんの面目躍如です
少し昼寝をしたりしてのんびり過ごす
普段の歩きでは昼食後すぐ歩き出し
時間を有効に使っているつもりだが
こうしてのんびりするのも大切なことかな
先ほどよりだいぶ潮が引いたようなので
歩いてみると靴が濡れるのを覚悟なら
渡ることができるほど引いています
でももう少し待ってみましょう
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2009年7月 8日 (水)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・⑬)
国道沿いの堂ヶ島温泉ホテル
花が咲き乱れお庭整備していた
お父さんに瀬浜への入り口を聞く
道なりに降りていけば良いとのこと
ホテルは山の斜面に建っており
道なりに行くと脇の細い道を通って
浜へ下る道がありました
お腹がすいてきたけどもうすぐです
浜辺には松の根方に
車が数台止められる空間が有り
その脇から浜に降りられます
国道とも離れとても静かです
海が割れるトンボロ現象
お弁当を広げるのは
向こう側にするつもりだったが
まだ少し潮が引き切っていません
引きかけている海の
その先端まで歩く
岩がツルツルしてうっかりすると
転んでしまいそうです
靴を脱いでまでも渡る気がしない
これ以上は前に進めません
お弁当を食べている間には
潮が引くかもしれませんね
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2009年7月 7日 (火)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・⑫)
露天風呂の前の岩場へ
木の柵でできた道がある
それにしても狭い足場です
でもこの際だから行ってみよう
崖下の露天風呂から
岩場の先端まで確かに道が
有るけれど結構スリルも有るね
足を滑らさないように歩きます
岩場の先端の木の柵は
壊れかけて隙間だらけ
うっかり手をかけたら壊れそう
でもこういうのは大好きです
振り返ると浸食された岩は
数万年の歴史の中に皺を刻み
手を触れれば崩れ落ちそうで
それでいて硬くしっかりしている
周囲の断崖を見てても
浸食された無数の穴があり
天窓洞同様遊覧船の見どころ
こんな風景も裏にはたくさんありそうです
先端から三四郎島を見ると
三つの島が一つに重なる
ぼちぼち白波が立ち始めています
正午も過ぎたので瀬浜へ行きましょう
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2009年7月 6日 (月)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・・⑪)
遊覧船の船着き場では
国道をくぐり公園の向こう側に
加山雄三ミュージアムと
洋らんパークがあります
奇岩の浮かぶ湾内に
遊覧船が何度も出入りして
人気スポットになっている感じ
昔乗ったことがあるので今回パス
湾をグルリ周り三四郎島を見る
先ほどから30分ぐらい経過して
少しだけ海が割れて陸が見えだした
戻るころにはつながるだろう
帰り道崖下を見ると
ホテルの中から岩に向かって
遊歩道が出来ています
下までいけるのかな
国道から草生す道を下る
先ほどの岩はホテル内で
いけないかもしれないけど
こちら側の岩には行けそうです
海岸端まで降りると露天風呂
湯加減ものんびり入るには丁度良い
風光明媚静かな波音を聞き
のんびり入ったらまさに天国だろう
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2009年7月 5日 (日)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・・・⑩)
西伊豆歩道の堂ヶ島コース
いつもは見られない裏からの
堂ヶ島にアプローチしてみよう
まだ少し時間に余裕がある
「ゆらり橋」の案内の石碑
はたしてこれは橋げたの跡だろうか
昔々のその昔崖のそばにあった
橋の物語がつづられていました
観光船は海から見るけれど
この奇岩の連なる堂ヶ島は
海につながった洞窟群が
裏側にも波を運んできます
観光名所のご存じ「天窓洞」
緑の岩山の中にぽっかり開いた穴
遠くの方から波の音が聞こえます
観光船のアナウンスの声も聞こえる
暫く待っていると穴の中を
遊覧船が通り過ぎてゆきました
お客様が陸にいる我々に手を振って
楽しそうに走って行きました
「天窓洞」付近は散歩道になって
丘の上からは遊覧船の船着き場が
透き通った海の上に浮いています
付近は公園になっているようです
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2009年7月 4日 (土)
(伊豆西海岸の旅・Ⅵ・・・・・⑨)
国道からは堂ヶ島温泉ホテル越しに
「三四郎島」が見えてきました
高島・中ノ島・象島の総称で
堂ヶ島のシンボルでもあります
島と陸がつながるトンボロ現象
今潮が満ちているのか引いているのか
願わくば引き潮であってほしい
海が割れるまであと1時間と見た
田子から松崎までのここ堂ヶ島付近は
何やら楽しい観光地ばかりですが
早足で通り過ぎゆっくり見ることも
無かったように思えます
歩いてみなければわからない景色を
ゆっくり拾い集めてみましょう
三四郎島からの海岸線は絶壁と奇岩
それから透き通った美しい海
潮が引くまでの間少し南へ歩こう
「瀬浜」はあの三四郎島の浜辺
その上にある瀬浜桟道橋を下る
この先には観光船の船着き場だ
振り返ると三四郎島への道が
白い波の背を浮き上がらせて
その姿を現そうとしています
間違いなくこれは引き潮だ
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