2009年1月21日 (水)
(2009初乗り・・・・・・⑦おわり)
新港の岸壁で釣りをする人を後に
出航して行きます
釣り人たちの狙いはナマコでした
たくさん取れているようです
沖に出てからも風は向かい風
なかなか船は進みません
カモメが船の周りをかすめながら
私たちを見送っているようでした
清水港から大きな貨物船が
タグボートに引かれやがて出航していく
私たちの船は日本平を正面に見て
港に向かって帰っていきます
エスパルス・ドリームプラザの
できたばかりの大観覧車のシルエットが
傾きかけた陽の中に浮かび上がる
港内の波はとても静かでした
夕陽の岸壁に船をつけます
船酔いなんか全然無く
快適な今年の初乗りでした
載せてもらっただけだけど
ヨットの旅は大好きです
しばらくは間寛平氏を見守って
応援していきたい気分になりました
日本平にもうすぐ陽が沈みます
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2009年1月20日 (火)
(2009初乗り・・・・・⑥)
由比漁港は世界一の「桜海老」漁港
それもそのはず日本一深い湾を持つ
駿河湾の富士川河口付近でしか
漁をやっていないからです
港では12月はほぼ毎日
かき揚や天丼を食べることができます
丁度お正月は休みだったようです
生の桜海老のかき揚は天下一品
漁は春と秋の二回に限定され
もちろん産卵期の夏は休漁だそうです
したがって小さな港には船が停泊したまま
ぎっしり詰まっていたわけだ
船尾の上に乗っている駕籠は
スクリューにかぶせるものだそうです
なぜなら網を引き上げる時
引っかからないようにするためとか
船の中にはなぜかストーブがあります
たぶん漁に出ている間に料理するためか
そういえば由比の名物「沖あがり」があり
味噌汁に桜海老をぶち込むだけの汁
このストーブで漁師が作るのでしょうね
船尾に金属のパイプを取り付け
網を引き上げる同じ仕様の船
みんな桜海老漁専門の船だと
一目瞭然に分かりますね
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2009年1月19日 (月)
(2009初乗り・・・・・・⑤)
お昼の時間です
それぞれが持参したおにぎりやパン
それに船で用意していたカップめん
船上で食べるカップめんはとてもおいしい
昼食のあとは上陸して散歩です
釣り人の邪魔にならないところへ
船を係留して新大陸へ
船上ではほとんど歩かないので
歩くことも新鮮に感じますね
観覧席に見えた巨大な塊は
蒲原沖へ沈めて波の勢いを緩め
海岸を守るものだそうです
由比の港は東名高速の橋桁と
国道一号線バイパスにはさまれた
まるで水溜りのようなところ
とてもちっぽけな港です
新港は立派ですが旧港の入り口は
こんなにも狭くて波消しブロックだらけ
いかにも田舎の雰囲気があって
とてもいい感じですね
狭い港の中には漁船が
ぎっしり詰まって並んでいます
普通は岸壁に一隻ずつ並ぶのだが
ここでは横列駐船していますね
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2009年1月18日 (日)
(2009初乗り・・・・・・④)
由比(ゆい)漁港に舳先を向けたけど
一向に前に進まない
前方の山の間から川筋にそって
風がこちらに強く向かっているらしい
いわゆる名勝薩埵(さった)峠を眼前に見て
由比の町がいかに狭い陸地に街道が
作られているかがわかります
ペラを動かしてやっと漁港にやってきた
帆を降ろしていよいよ入港です
前方の白い橋桁は東名高速道路
手前の防波堤が新らしい港のようです
こちらから由比漁港を見るのは初めて
港内に入ると釣りをしている人が
あちらこちらに大勢いました
一隻も漁船がいないので釣り人も
清々と釣りができるようです
このあたりでは大きな港ですが
船らしきものは工事用のクレーン船
だけがひっそりと浮かんでいます
その向こうの富士山も雲に隠れました
見た目には港は完成しているようです
周囲の建物はまだ有りませんが
白い巨大なものを作っている様子です
競技場の観覧席みたいな感じですね
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2009年1月17日 (土)
(2009初乗り・・・・・・③)
風で傾いた船上で男達は
平気な顔で作業しています
帆を一つ小さいものに変える判断
せっかく張った帆を片付ける
小さい帆を張り終えて休息
広重の絵に出てくる由比方面
風任せのゆったりとした時間が過ぎる
富士山は相変わらず雲の中でした
優雅な風の旅
波も静かで居眠りが出そうな
ヨットの旅です
いつの間にか雲間から富士山が
次第に雲が切れてゆき
富士市もはっきり見えてきました
初乗りを祝福しているような感動に
うっとりと見ほれてしまいました
富士山5・6合目あたりに
瑞雲がたなびいています
お正月らしい一幅の絵が
私たちを歓迎してくれています
でもそれもつかの間
頂上付近にまた雲がかかり始める
お昼の時間を目標に
船の舳先を由比の港に向けました
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2009年1月16日 (金)
(2009初乗り・・・・・②)
清水港は大きな貿易港
駿河湾に突き出した三保の松原
天然の良港ですが経済の波に洗われ
ボーキサイトの山もチョット寂しそう
大きな船は外国の貨物船だろうか
お正月と言うことで港は静かでした
少し小型のヨットが快適なスピードで
我々を追ってきた
帆も小さめですがペラが優秀らしく
どんどんと先へ進んでいきます
ヨットのシルエットはどれも素敵だけれど
乗っている人は自分の姿を見れないね
こちらもいよいよ帆を張りはじめた
私は毎度のことで見ているだけ
男達は手際よくほいほいと張ってゆく
みんなそれぞれヨットのオーナーです
メインを張り終わり今度は
前側の帆を張るとのこと
船長が風を読んでどの帆を張るか
決めて指示を出しました
帆を張っている途中から風が強くなり
張り終わらない前から風に煽られ
船が大きく右に傾いた
どうやら大きな帆を選びすぎたようです
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2009年1月15日 (木)
(2009初乗り・・・・・・①)
今年は珍しく1月1日から晴天続き
明るいお正月を迎えたかと思いきや
初乗りの1月4日だけは朝から曇天
今にも泣き出しそうな空模様
清水港へ向かう途中時間調整で
久能山下のコンビニに寄る
東照宮に初詣客が訪れるのでしょう
道路には交通整理の人が出ていました
東照宮前の海辺では
雲間より日が射していて
神々しい新年を演出しています
暗い海も一部光っていました
駐車場で近所のおじさんと
昔話に花を咲かせてました
友人と合流いよいよ出航です
波も無い穏やかなお正月です
ところがやっぱり海は海
風が出ると随分寒い
完全防備に友人と違って
チョットばかり下半身が寒かった
折戸湾も波は有りません
いつも日本丸が接岸する日の出埠頭
その向こうに見えるエスパルスドリプラ
今年はそこに大観覧車も加わっています
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