忘れざる日々
(メーホンソン・Ⅸ旅情・・・・・・・・③)
(プラー・ドック(鯰)の唐揚げを作るウッちゃん)
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(19901110(土))
静岡の事務所と家に手紙を出した
家への手紙も№30になったところだ
・
この国に来て最も寒い日だった
朝からジャンパーをカバンから初めて
引っ張り出し一日中着ていた
・
午後2時半ごろになってテラスで池を
ぼんやり眺めながら旅情にふけっていると
トゥン君がやってきた
・
PIYAの若いボーイと一緒に3人で
歩いてウッちゃんの家に遊びに行く
・
ウッちゃんの部屋は高床式の2階で
壁は竹を編んだだけで風通しは良い
この写真のように床の板も隙間があり
下からの風も気持ちが良かった
・
廊下の奥まった所に台所のようなもの
そこでウッちゃんはプラードックを揚げていた
・
通常この国では火事を心配して
家の奥で火を使うことはしない
お店でも炊事場は道路に面している
今日だけは特別にやっていてくれるようだ
・
私が以前から魚好きだと言っていたのを
覚えていて市場で美味しそうなものを
手に入れてくれたと言っていた
・
美味しそうなにおいに猫が来て
オオハシのような嘴の大きな鳥も来て
私も一緒に鍋を覗き込んだ
・
一瞬自分がいる世界が夢の世界に思え
多分長い人生の中でこの日のことは決して
忘れることはないだろうという気持ちになった
・
お料理が出来たところでお庭に絨毯を敷き
家族一族みんな集まって夕食パーティー
・
トゥン君が買ってきた大きなガイヤーン
それに警察官の義兄がウィスキー2本提供
飲んで歌って楽しい時間を過ごす
・
特に私のためだけのプラードックの唐揚げは
頭からバリバリ食えてとてもおいしかった
勿論カオニヨとプラーチョンのケーンや
漬物などもほとんど平らげてしまった
・
10時半ごろ酔いつぶれて11時半ごろ
起こされトゥン君とPIYAのボーイに
両脇を支えられて帰って来た
・
『手をつなごう・ニッポン』震災からの復興を祈る
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