熊野御前の墓に参る
(天竜川源流への旅・Ⅰ・・・・・・⑫)
藤棚の真ん中お寺の脇に
熊野(ゆや)の母と熊野のお墓が
国指定の長藤を背に建っています
お参りして行くことにしました
堂の中には無数の小さなお地蔵さまが
両脇にびっしりと並んでいます
その奥にお墓が並んで建っている
女性には霊験あらたかだそうです
横から見ると奥の大きいのが母
手前側が熊野で真ん中の小さいものが
侍女朝顔のだそうです
3人とも平家物語に登場
謡曲「熊野」の代表的人物
東国第一の美女熊野が都に上り
時の権力者平宗盛の寵愛をうけ
侍女朝顔の母の病床の手紙を受け
花見の席で歌い踊りながら宗盛に
「いかにせん都の春も惜しけれど馴れし東の花や散るらん」
と訴えて帰国を許されると言う物語
来年は花の季節に訪れようと思いました
お昼休みのために土手の方に戻る
土手の脇には秋葉灯籠が建っている
天竜川筋は秋葉神社に向かう
秋葉道でもあり私の旅の道でもある
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