掛塚橋を越えて
(天竜川源流への旅・Ⅰ・・・・・・・・・④)
広い広い河川敷には草が生い茂り
秋色にあたりを染め始めています
このままの自然がはたしていつまで
続いていてくれるのでしょうね
河口と遠州大橋が遠くなり
釣り人の数も少なくなりました
静かな川面にはゆったりとした流れ
いつものようにブンガワン・ソロを口ずさむ
繁みの中には確実に季節は巡り
ウメモドキのような実が色付き
小鳥たちこの時とばかり藪の中を
せわしなく駆け巡っています
天竜川河口より第2の橋
掛塚橋が目前に迫ってきます
その昔何度も車で通ったこの橋
河口付近では唯一の橋だった
今でも現役でしっかりと国道を支え
これからも幾星霜その存在感を
この広い河口とともに見せてくれるはずだ
私も私の青春も川の流れのようにあれば
掛塚橋をくぐり抜けて再び土手の上に
まだまだ旅は始まったばかり
変わりゆく季節の中で天竜川は
どんな姿を見せてくれるか楽しみです
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