坂の上の雲は見ないのですね
「国民の皆様にお詫びします」防衛省きっての大物と呼ばれた前防衛事務次官守屋武昌被告(63)は21日、東京地裁の初公判で収賄を認め謝罪したそうです。
全省庁に守屋君みたいなのがいることは、国民の間では承知の上ですね。潔癖な人は官僚のトップにはなれないのが日本の現状だと想像できますね。政治屋が官僚を利用し、官僚も政治屋を利用する。当然商社が絡み三つ巴四つ巴で国民の血税をすする。
それでも明治維新の時のように「坂の上の雲」を目指していた時には、政治家らしい人もいたのにね。いつの間にかこんな世界になってしまって、しかもそれが当然の世界になってしまった。厚生省はもう論外の犯罪者の巣窟ですね。最近でも国交省・文科省も騒いでいるけど、そればかりではないことも承知の上。
それでも、守屋君が名指しした政治屋連中は、ぬくぬくと胡坐をかいているところも、日本的で面白いですね。そんな連中を国民はしっかり選挙で当選させて「せんせい、せんせい」とあげつらうのだから、本人たちもちっとも親身にならないところも愉快です。
第一官僚を政治屋たちが叱ったりしたら、首相が乗り出してきて、大臣さえも首が飛んでしまう日本だから、守屋君そんな世界で勘違いした一種の犠牲者だったかも知れませんね。巨悪は結局安眠をむさぼっているのでしょう。
・・・・・・・「明日になれば、朝が来れば、苦しいことなんか忘れられる。……昨日もそう思った。」(林静一「赤色エレジー」)・・・・・・
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