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2007年10月22日 (月)

番茶も出花

薬害肝炎の原因となった血液製剤投与後にC型肝炎を発症した人の名前を厚生省が把握しながら本人には告げていなかったそうですね。

久しぶりに懐かしい「ミドリ十字」の名前が出てきて、まだまだ負の遺産が日本に残っていたことが改めてわかりますね。あの事件はもちろん天下りや政官界癒着の一つの典型だと思っていますが、日本の政治の伝統になりましたね。

今回の件でもわかることは、官は問題の起こった組織に報告をさせているにもかかわらず、患者さんに知らせていなかったことが問題になっています。つまり、厚生省が隠蔽したことが問題なのですね。

なぜでしょう。組織という物はそれぞれの段階で自分たちの責任を逃れるために、下位から報告を義務付けます。自分のところをできるだけスルーできる報告を求める訳ですね。そうすれば責任は回避できます。一番上にまで報告が正確に届いてしまうと、トップは自己の責任が大きくなるので隠蔽してしまうという構図になるわけだ。

真に求められるのは報告ではなく、今回の場合は患者さんにお知らせすることで、それによりより良い治療ができることだった。車の欠陥の問題も以前ありましたね。その場合は報告の有無や隠蔽でなく、ユーザーに知らせることにより一人でも事故の被害者を減らすことですね。赤福や白い恋人も同様に思います。

被害を食い止めることより、自分の所で責任がかからないことに神経をすり減らし、被害の軽減より報告書の作成に心血を注いでいる日本の現状は、一事が万事厚生省の棚の上にに吹き溜まり極まれりってところかな。

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(遠州灘・Ⅶ・・・・・・・⑤)

Photo

浜岡付近は長い年月の砂の大地

その中で育まれた人々の生活は

槙の垣根による砂との戦い

だったかもしれない

Photo_2

そんな槙の垣根にも秋は実りの季節

赤と緑のおなじみの実がなっています

一つつまんでみるとほんのりとした

懐かしい甘さが舌に残りました

Photo_3

巨大な蜘蛛の巣を拡げて

獲物を待つその姿は

愛しささえ感じます

槙の垣根は彼の大切な生活の場

Photo_4

そこかしこに広がる茶畑も

丸い実をつけて

番茶も出花という感じで

白い花も咲いています

Photo_5

古い伝説でも残っていそうな

村のお地蔵さんの祠も

萩の花に彩られ

ひっそりとたたずんでいます

Photo_6

露天の仁王象が控える

古い大きな寺もありました

きっとこの付近では

有名なお寺なんでしょうね

Photo_7

森の角を曲がったところに

遠州七福神の霊場

恵比寿さんを祭った官長寺

こちらも大きなお寺でした

Photo_8

本堂の前には獅子と共に

恵比寿さんも控えています

豊漁の守護でもある恵比寿さん

山の中でも海に近いことが伺えます

Photo_9

新しい獅子に取って代わられたのか

古い獅子が垣根の下に

目立たぬように置かれているのが

ちょっと寂しそうでした

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コメント

ココへ来ると、時を忘れ・・・
小旅行したかのような気持ちになれます。
2枚目の「手」は無門さんの手ですよね?
綺麗な指ですね・・・

厚生省←仕事がてんこ盛りで大変ですね。

投稿: mii | 2007年10月23日 (火) 12時53分

コメントいただいておきながら
お返事できなくて
miiさんごめんなさい

鉛筆より重たい物を持ったことが無い(?)
軟弱な指ですので
素性が知れそうですね

投稿: 無門 | 2007年11月 7日 (水) 11時09分

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