木陰に咲く花たち
日本人の母乳に臭化系化合物が蓄積していることが大学の研究グループの分析で判明したことを5日に発表したそうです。臭化系化合物というのはPCBに構造や毒性が似た物だそうです。
原因として考えられるのは、世界中の魚に凝縮され蓄積された物が、体内に取り入れられることが主なる原因らしい。そういえば、水揚高日本一を誇る焼津港でも世界中の漁船が入港するようになり、いろんな海から魚が集まっています。動物性蛋白より健康にいいといわれていた魚食文化にもなんとなく寂しい影が忍び寄ってきるていますね。
中国各地ではがん患者が急増してきているそうです。2006年のがん発生率は前年比19%増で農村部は23%増だそうです。科学的な証明はまだされていないそうですが、「汚染物質を垂れ流している企業とがん死亡者が多い地区の分布が一致した」そうです。
たとえ1%増であっても中国の場合は日本の10倍の人間に被害を及ぼすことになることを考えると、約20%増というのは桁違いの数になるのですね。そしてその汚染物質は当然のごとく海に流れ込み・・・・・・。
一番の問題は、日本の場合は国民によるチェック機能がある程度働いてはいるが、中国では民主的チェックは、すなわち国家に対する反逆と取られがちになることですね。一党独裁社会では政治屋の汚職や不正経理などはつき物です。日本もプチ一党独裁が長く続き、今になって国民のチェックが入りだしましたね。
米ソ中、それに日本も含め、世界の大国といわれる国が、なんとなく甘えの構造に戻りつつあるようで、この地球を壊しだしているみたい。日本の母乳さえ危険に陥れるとは何たることでしょうね。
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(富士山周遊・Ⅶ・・・・・・・②)
やがて道はT字路に差し掛かる
前方には小高い山が立ちはだかる
目的地の忍野へは右折だけれど
この日は山越えの道を選択
道をあえて左折して川沿いに歩く
桂川は忍野八海から山すそを流れ
やがて相模湖や相模川を経由して
相模湾に注ぐ源流でもある
工事をしていた人に登り口を
聞いたのだけど良くわからないという
多分この辺だと思うところ
水道施設の近くから山に登る
山道の木陰に入ると
急にひんやりとした空気に変わる
高原は日差しが強い割には
木陰はとても気持ちよい
今まで歩いてきた富士吉田の街も
木の間隠れに見えてきた
まだまだ元気いっぱいだし
気分も最高だ
こういう時は足元の草花にも
目をやる余裕ができます
昨年出合ったミズヒキの花も
咲き群れていた
まるで園芸種のような
綺麗な朱色の花も
森の中では光り輝く
灯台のように見えました
下で眺めていた時よりも
山道はずいぶん長く感じました
もちろん車は通行禁止です
絶好のハイキングコースです
長いのぼり道をやっと越えると
まわりの木々が光り輝くような
下り道になる
しばしグリーンシャワーを浴びながら
快適に下る
長い距離登った割には
下り道はすぐ終わってしまった
山のこちら側はずいぶん
高いところということになる
忍野村の入り口に到着です
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コメント
おはようございます。
こちらは今大荒れの天候です。
山形は台風の影響の少ない所ですが、
今回は・・・かなりの暴風雨です(学校が休校)
魚は体に良いから食べなさい♪
というような事を口にできなくなりますね・・・
案外人工のモノの方が安全だったりして(苦笑)
これから生きにくくなるのでしょうか。
投稿: mii | 2007年9月 7日 (金) 07時41分
miiさんも魚は好きですか
私は大好きで、毎日魚無しでは
生きていけない人間です
海から離れていた時も
川の魚を食べていました
魚を大切にしていきたいですね
投稿: 無門 | 2007年9月 7日 (金) 18時22分