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2007年8月21日 (火)

名も知らぬ遠き島より・・・

6カ国協議の5作業部会の内「北東アジアの平和と安全のメカニズム」作業部会が20日モスクワで始まったそうです。なんとなく曖昧な名前の会議ですね。

日本は「日朝平壌宣言」にのっとり拉致問題を解決していくとしています。がんばってくださいといいたいところだが、「日朝平壌宣言」になんて書いてあるかなと思い、もういとど読み返してみました。

宣言は4項目に別れ①国交正常化交渉を再開した。②戦争で朝鮮に多大な損害を与えたことを踏まえ無償資金協力をすること。その上で戦争中の請求権を放棄する交渉をする。③日本と仲の悪かった時に生じた日本人の生命と安全にかかわる問題は今後再びしないよ。④核とミサイルは対話を促進しましょう。要約すると以上の4項目でした。

④は現在進行形で①も問題なし。そうなると③はもうしない(つまり拉致問題は解決済みだし、今後はしないよ)といっているので、向こうとしては文面から言って終わったことになる。つまり「平壌宣言」の文面的に懸案になっている物は、②の日本の賠償問題だけになる訳だ。

もし、宣言の中に「拉致問題を継続協議とする」とうたってあれば、今日本が「拉致問題の解決なくして国交正常化はない」といえるのだ。もう一度、「○○宣言」なる物を取り交わしてはっきりそれをうたわなければ、ただの遠吠えだけになってしまわないだろうか。

文面だけの解釈から言って、平壌宣言の忠実な履行を望んでいるのは北朝鮮であって、日本ではないのではないでしょうか。

平壌宣言のもっとも長い文章は②の「賠償問題」で、もっとも短い文章は③の「もうしないよ」、という文章であることをもう一度かみ締めて、日本の外交問題の脆弱さを見直してみる必要がありますね。

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(遠州灘・Ⅴ・・・・・・・・・⑦)

帰りは御前崎経由で帰ることにして

国道150号線を走っていた

Photo

途中、浜岡砂丘の看板を見つけ

ひょいと右折してしまった

まだ日がずいぶん高い

少しだけ覗いていきましょう

Photo_2

グッとせり上がった砂の山を見ると

つい越してみたくなる

向こう側の海を見てみたい

観光客がつけた足跡を追うと

Photo_3

はるか足元に海が見えた

数十年前におとずれた時と

ずいぶん印象が違う感じ

もっとやさしい砂山だったのに

Photo_4

水辺に下りてみると

中学生たちが波と戯れ

その向こうに浜岡原発が

斜陽のなかに輝いていた

Photo_5

この日歩いた菊川方面を望むと

逆光の仲に砂浜が

どこまでも続いていました

少しだけのつもりで歩き出す

Photo_6

水際の締まった砂の上は

とても歩きやすい

少女たちのシルエットもいいものだ

風も少しだけど涼しく感じる

Photo_7

以前のやさしい砂丘の面影は

今はなく、テトラで保護されて砂山は

かろうじて保っているのだろうか

人が手を加えるたびに自然は

弱弱しく崩れ去るものかもしれない

Photo_8

名も知らぬ遠き島より流れよる・・

椰子の実ならぬ真っ黒い浮きが

漣の中に たゆったっていた

旅情を感じながらさらに歩き続けた

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