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2007年4月 1日 (日)

はいても積もる心の落ち葉は

「森林環境税」とか「森作り県民税」とか言うものを導入することになる県が今年でどうやら23県にも達するそうだ。静岡県は昨年度06年に導入したそうだ、知らないよね。えっ知っていましたか、これは失礼私だけが知らなかったのかな。

もともとは全国一の森林率を誇る高知県が自然を守るために恐る恐る導入した税金だった。本来国がやらなければならない森の保全を待っていては森が危なくなると言うことで県民の負担を覚悟に思い切ったのだ。

ところがその翌年からまねをする県が現れた。翌年1県次は6県その次の年は静岡を含め8県。よしよし皆やるなら恐くない今年度は7県合計23県だ。来年度1県予定しているので24県になる。ここまでくれば全国の地方都市はみんな導入しても恐くなくなった。

受益者負担と言うよりもどうやら一律お金を集めようと言うものらしい。豊かな自然を守り生活用水の水源である森を守るためという高尚な理由があるのだから県民は黙ってお金を出すだろうと言うことですね。ちょっと待ってよね、新税導入は受益者負担の原則じゃなかったっけか。

水を一番使っているのは都会だよね、確か愛知、大坂そして東京はどうやら導入していないらしい。本来の高尚な論理を振り回すなら大都会が自主的に導入してその集めたお金を水源の県にどうぞお使いくださいといって提供するなら分かるなだけど。絶対そんなことはしないよね。

都会の理論から言えば国に税金を納めているのだからそこから出せば良いじゃないかということになる。正解です、本来それが正解です。地方都市で導入するのならその分今までの所得税なり住民税なりをその分減らせばいいのだがそうでなく新税としての導入と言うことはどんな高尚な理論を振りまわしたとしても単なる増税なのだ。

高知県が03年に始めた新税は5年の時限立法だった。つまり今年度で終了する。はたして当初の目的を果たしたと言うことでこの税は来年度は継続しないだけの勇気が有るだろうか。トップ引きとしてのポリシーとして勇気ある是非決断してほしい。

それでなくては皆でやれば恐くないという他県はうまくいったといって永遠に徴税を続けてしまいますよ。自動車関連の税金同様、目的税と言う名を持ってしても一度集めだした税金を簡単に手離さないのが国家と言うものです。

今朝のBS放送を何気なく見ていたら久しぶりにキッシンジャーさんが出ていました。「日本と言う国はあいまいなところが有るが国家が決めたこと事には善悪は別として一致団結して真っすぐ従う世界でも稀な国民です」と言うようなことを言っていた。へーっ 世界でも稀な国民ですか・・・なら、新税をジャンジャン作っても大丈夫か・・・。

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(菊川・Ⅳ・・・・・・・・・・⑧最終回)

日坂宿を過ぎたところに

坂の上り口があるがそちらへは行かず

旧国一のゆるやかな上り坂を行く

Photo_1127

国道沿いのおなじみのお寺

車ではすっと通り過ぎるだけだが

いつだってそこにあることは知っていた

人との出会いと同じで

あるだけで安心するものなのだ

Photo_1128

お寺の小僧さんが竹箒で

お掃除をしている

「はけばちり はらえばまたも ちりつもる

   にわのおちばも ひとのこころも」

と 言うことは つまり・・・・・・・

Photo_1129

旧道と国一その向こうの尾根の道

尾根の道が江戸時代の東海道だ

あの時代は尾根の道が

一番便利が良かったのでしょうね

Photo_1130

トンネルの所で新旧国道が

平行して走る

勿論 東海道はまだ上にある

やはり幾多の歴史を刻んだ難所なのだ

Photo_1131

トンネルを抜けた先の

名物水飴屋さんの脇を上ったところに

夜泣き石公園があり

ここにも「夜泣き石」がある

久延寺のものより少し大きい

Photo_1132

表面には弘法大師が書いたとされる

経文があるところなどほとんど似ている

広重の絵と比べてみて

結局二つとも後世の人が作ったものだろう

そんなことを言っては西行や芭蕉に

申し訳ない そっと手を合わせました

Photo_1133

最後にもう一度諏訪原城に向かい

上る坂の途中で振り返ると

下を通る国道と坂を上る東海道が

眼下に見下ろせた

一回り回ってきてやっと地形が読み取れた

この日6時間半歩いても

菊川の川の距離としては

わずか1キロ上っただけに

過ぎなかった

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