« 倒木の森に別れ | トップページ | 街道の時代絵巻を思い »

2007年4月29日 (日)

綺麗な海岸からスタートだ

「イヨマンテ」禁止通達を北海道が撤廃したとの事。今の若者にそんなこと言っても何のことやらさっぱり分かりませんといわれてしまいますね。我々の世代は伊藤久雄の「イヨマンテの夜」というヒット曲で知っているので懐かしい響きを持ったことばに感じます。

イヨマンテはアイヌ民族の最大の祭典で熊に宿る霊魂を神の国に送り返す儀式で、当然熊を犠牲にします。55年に当時の道知事が「野蛮な行為」ということで禁止の通達を出したことがあったそうで、最近その通達を発見して撤回を要求した結果、撤回が出来たとの事。

先ごろ、ある大臣が「日本は単一民族で・・・」という発言をして物議をかもし出したことがありますね。同化政策というのがあって、日本に住んでいる人間はみんな同じにしてしまおうと特に明治以降日本はやってきた。最近の世界情勢からいって、民族の固有の文化や生活を尊重するようになってきてようやく少しずつ圧迫から解放される人々が増えてきた様に思える。

もちろん道知事が通達を出したころは、熊祭りもなかなか出来ない時勢にはなっていたようだが、それをいいことに、追い討ちをかけたような形のなったのですね。だから、通達を出さなくてもあまり時代は変わっていなかったかもしれない。しかしアイヌの伝統を大切に思う人たちからはそれはとても屈辱的だったことでしょう。

先住民は常に圧迫されてきた歴史がある。アメリカ大陸におけるインディアン、オーストラリアにおけるアボリジニ、中南米におけるインディオ、そして日本におけるアイヌなど。すばらしい文化や芸術、何よりも心優しい人々を、戦に巻き込みそれに乗じて抑圧するというワンパターンで片隅に追いやった反省に立ち、遅ればせながら回復させようとしているわけだ。

動物を犠牲にする祭典は世界中どこにでもある。いまや、人間は動物の血肉をいただかなければ生きて行けなくなっているのだ。キリスト教における七面鳥、イスラムにおける牛、など目の前で命を奪うこと肉を食うこと自体が祭りとなっているわけだ。アイヌにおける熊もその一つであり、同じ祈りの中の世界なのだ。もう一度伝統文化の真髄を見直してみたいものだね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(遠州灘・Ⅰ・・・・・・・・・・・・①)

いよいよ念願の遠州灘の旅が

始まりました

目標は県境から御前崎までを往復だ

4月15日

弁天島まで47000歩7時間でした

Photo_1315

県境に近い「道の駅潮見坂」へ

ここからスタートだがまだ県境では無い

とにかく県境まで行かないとと思い

伊良湖岬方面に向かって歩く

Photo_1316

なかなか海までたどり着けない

ようやく立派な国道をくぐり海への道へ

遠州灘の海岸沿いの道には

多くの花が私を迎えてくれる

Photo_1317

海岸は海亀の保護のため

車乗り入れ禁止になっている

海沿いの道を西へ西へと歩いていく

どこまで行っても湖西市の看板だ

Photo_1318

ようやく海岸に出られたところで

そばにいたおじさんたちに尋ねると

「ここが県境だ」妙に自信のある答え

いぶかっていると足元の石を見よという

愛知県と書いてある

確かに県境だった

Photo_1319

海岸はいつだって夢がある

海の向こうを夢見たり

この水際をずっと歩いていくと

どんな世界が待っているかとか

そんなことを思うだけでも時を忘れる

Photo_1320

我が相棒の黒いリュックは

旅の始まりをいまや遅しと待っている

海岸のずーと向こうにはほんの小さく

浜名大橋の姿が見えている

さあ元気にスタートだ

Photo_1321

海ではサーファーたちが浮かんでいた

サーフ帰りの若者と出会う

遠くに止めた車まで帰る途中のようだ

「清掃?」と聞くと「はい」という気持ちよい返事

遊んだ後は海岸の清掃をしながら・・・・

この海岸はとても綺麗でした

|

« 倒木の森に別れ | トップページ | 街道の時代絵巻を思い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 綺麗な海岸からスタートだ:

« 倒木の森に別れ | トップページ | 街道の時代絵巻を思い »