« フラガールには舞台はせまいね | トップページ | 二軒小屋トンネルを越えて »

2006年10月 7日 (土)

1700mの天空のダム

(田代ダムにて)

昨夜は十五夜の名月のはずが

「雨降りお月さん雲のか~げ」になってしまった

ところが今夜の月は

Photo_342

まさに名月

十六夜(いざよい)の月である

息を呑む美しさとはまさにこの月のこと

かもしれないと思える

二軒小屋の話に戻ります・・・・・

ロッジ周りを散策する気のなったのは

前日すぐ近くにダムがあることに気は付いたのだが

たどり着けないでいたからだ

せめて、ダムだけでも見ていこうと

Photo_343

「田代第一の橋」の通行止めの道を登山道方面に進む

車はストップだが人間が通れる隙間は空けてあった

ダムはこの七,八十メートル先にあるのだが

木々に覆われて姿が見えない

Photo_344

坂を上りきるとようやくダムが見えてきた

今までのダムに比べて小さなダムだった

水音がしないので果たして

湖面はどうなっているのか気になった

Photo_345

エメラルドグリーンとはこのことか

目が覚めるような美しさだ

大井川起点のすぐ先にあるこの田代ダム

実は中部電力の管轄でなく東京電力の管轄

それゆえか、このダム湖の水は富士川へ流して

山梨県側にある田代発電所のエネルギーになる

水は大河、富士川へ行ったきり戻ってこない

昨年暮れか今年の始め頃

「大井川へ水を返せ」とかで問題になったと思うが

看板には平成27年までの契約が成立した旨の

表示があったところを見るとどうやら落ち着いたらしい

Photo_346

水は地下トンネルで転付峠の下を流れていくため

ダムの周辺では水音がしないわけである

それゆえにこの静まり返った湖は

なんと神秘的なことだろう

Photo_347

旅人の足はなかなか前に進まない

湖面をじっと凝視したまま

いったい何を思っているのだろうか

1ヵ月後この湖面に映る紅葉なのか

忘れかけた青春の尻尾でも探しているのだろうか

Photo_348

水面に映るアルプスの山々も

通りすがりの旅人には

そう簡単に答えは用意してはくれなかった

|

« フラガールには舞台はせまいね | トップページ | 二軒小屋トンネルを越えて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1700mの天空のダム:

« フラガールには舞台はせまいね | トップページ | 二軒小屋トンネルを越えて »