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2006年10月 4日 (水)

精霊たちの時間の前に

(二軒小屋ロッジにて)

来る前までは二軒小屋ロッジと言うからには

山小屋のイメージを持っていた

しかし、料金が平日の一泊で11000円

土日休日は13000円と聞いて

正直高いと感じた。

Photo_324

小屋といっても木造の立派な建物だった

1階は浴室と洗面所になっていて

2回が玄関と食堂になっている

食堂は3階まで吹き抜けで

3階が寝室になっている

部屋は吹き向けを囲むように

コの字型に配置されていた

Photo_325

部屋の中は左右にベッドが3つずつ計6個

互い違いに配置されているため

そんなには圧迫感を感じない

建物も頑丈に出来ていて

およそ小屋というにはもったいない造りである

何はともあれ疲れをとるため風呂につかる

Photo_326

総檜造りとまではいかないが一応檜造りの浴槽

きれいな浴槽なので気分が良い

先客は皆、すでに風呂は終わっていたし

ゆっくり足をもみながら湯船につかることにした

先客は待ちきれないかのように食堂ロビーで

談笑している

Photo_327

まもなく夕食だ

私が食堂に下りていくのと同時に夕食が始まった

私たちは2人だけ、

先客は8人ぐらいのグループだった

そのグループの話では

明朝3時にロッジを出発して

今日私たちが行った転付峠から3000m級の

尾根を10時間ぐらい縦走するらしい

山岳ガイドの人が食事中いろいろ説明していた

Photo_328

こちらは後はゆっくり眠るだけ、気分も開放的だ

食前酒のビール1本ではもったいない

「赤石ワイン」を注文して二人で飲み始める

料理をつまみに贅沢な夕食だった

私たちが食事を終わるかなり前に

グループは翌朝のお弁当を受け取ると

早々にそれぞれ部屋に戻っていってしまった

Photo_329

私たちにとっては夜は長い

赤々と燃える暖炉の前に「山小屋ノート」がある

暇に任せて読んでみる

面白くなって、時の経つのも忘れた

Photo_330

読んでいるうち、ほろ酔い加減の私無門は

いつの間にかペンをとり

なにやらむにゃむにゃ書き始めていた

はたして何を書いたのやら・・・・

Photo_331

部屋に戻り、残りのワインをちびちびやりながら

小声で語り合った。

まだ21:00前だというのに辺りはしんと静まり、

この谷間の中で目が覚めているのは2人だけ

早く寝ないかな~と、森の精霊たちに

せかされているような気がした

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